out of noise - ネガアルバム

大好きなアルバムの中の一枚。２月の末に愛用のiPhone7 Plus突然壊れた。再起動させようとしたらそのまま二度と起動しなくなった。

Ryuichi Sakamoto - "Hwit" (Out of noise - 2009)

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AppleCareに加入していたお陰で無償交換となったが、結果的に10日間程手元からiPhoneが消える事となった。

その間、代替になる物が無くては公私ともに支障をきたすという事で慌てて購入したのがONKYOのDP-CMX1だ。iPhone3Gで所謂ガラケーからスマホに移行して以降、iPhoneしか使ったことがなかった私は、恐る恐るこの新しい相棒を使い始めた。

DP-CMX1を選択したのはDAPとしての性能に期待してのことだ。

性能は期待通りで、音楽を聴く楽しさが久しぶりに戻ってきた。今までiPhoneと別にWalkmanやiPodを持ったり、ポータブルアンプでiPhone自体の音質を改善しようとしたが、一定の満足を得つつも音楽を聴くためのデバイスは、常に持ち歩くカメラとレンズ達にバックの中を占拠され、使われる事がなくなっていった。

DP-CMX1はスマートフォンよりのDAP？なので1台で二役を担ってくれる。音楽や写真は変わり映えのない生活に新たな発見をくれる。好きな音楽を聴きいていると毎日見ている景色も輝いて見えることがある。

そんな気持ちで撮影したのが、この記事の写真たち。スマートフォンとしての完成度は正直、iPhoneの足元にも及ばないと今の所感じているがiPhoneでは出来ない体験をくれるデバイスだ。だいたい便利さだけを追い求める人間ならフィルムカメラを使って自家現像なんてやらないでしょ？

新品となって帰ってきたiPhoneは、丁度スマホの買い替えを検討していた妻に使ってもらうことにした。AppleCareも残っているし手放すのはもったいないと思っていたので丁度良かった。